【WordPress】私が15年間使い続けたテーマ『賢威』の評価_main
※本記事には広告が含まれています。

SEOに強いWordPressテーマ『賢威』とは?

賢威』は、長年にわたり筆者が愛用しているWordPressテーマです。当初は『賢威5』を利用していましたが、後に『賢威6』に移行。現在は最新版の『賢威8』を使用しています。

この記事で『賢威』の魅力や特徴を知ることで、テーマ選びに迷っている方の参考になれば幸いです。

『賢威』は2007年にリリースされたWordPressテーマ。SEO効果を重視したテンプレート設計により、企業サイトから個人ブログまで幅広く活用できると注目されてきました。

多くのSEO対応テーマが販売されていますが、賢威の大きな特徴は付属の『SEOマニュアル』。このマニュアルではSEO重視のコンテンツ構成の考え方を学べるため、検索エンジンの評価が得やすいテンプレート設計で上位表示を目指せます。

賢威の開発元である株式会社ウェブライダーは、WebマーケティングとSEOコンサルティングを専門とする企業。

同社のノウハウが凝縮されたWordPressテーマが『賢威』だと思える印象でした。

▲▲▲ SEOに強い『賢威』公式サイト



私が15年間『賢威』を使い続けた理由

筆者は15年前に『賢威5』を購入しました。当時SEOやアクセス解析の知識はほとんどありませんでしたが、『SEO対策に適したテンプレート構造』と『SEOマニュアル』『賢威コンテンツ制作マニュアル』の評判に惹かれて選択。

ブログ開設時はSEOマニュアルを学んで取り組んだ結果、最初からインデックスが早く徐々にアクセスが増加していったのを覚えています。

その後は仕事の都合で一時休止していましたが、数年後に再開。何年も前に購入した『賢威』が『賢威8』にバージョンアップ、『SEOマニュアル』『賢威コンテンツ制作マニュアル』の最新バージョンもいまだに無料アップデートできる事に驚きました。

賢威のサポートフォーラムも、相変わらず活発に運営されていることも驚き。

購入から時間が経っていても丁寧に対応してくれていますし、現在も活用させていただいています。

もちろん、賢威テンプレートやサポートを活用するだけで検索順位が上がるとは思いません。ただ『検索されるには、どの施策に重きを置くべきか』というマインドを養えたというだけでも、私にとって賢威を使い続ける理由として十分だと感じています。

その一方で『賢威』は万能なテーマではない事も認識しています。そこで今回は、『賢威』を導入するメリットや不得意な面も交えて解説していきます(あくまで私見による解説)。

WordPressのテーマ選定に悩む方や『賢威』に興味のある方は、本記事を参考にしていただければと思います。

※『賢威』の詳細は、賢威 公式サイト にてご確認ください。



『賢威』を使用するメリット7選

巷には無料・有料を問わず数多くのWordPressテーマが存在しています。それぞれが強みと弱点を持っていると思いますが、私が思う『賢威』を導入するメリットは、主に以下の7つが挙げられます。

  • 1. 充実したサポートフォーラム
  • 2. 無料のバージョンアップ対応
  • 3. SEO対策に優れたテンプレート構造
  • 4. 再現性の高い『SEOマニュアル』
  • 5. 検索エンジンとユーザー両方を意識したサイト作りを学ぶ『賢威コンテンツ制作マニュアル』
  • 6. 豊富なカスタマイズ性
  • 7. 長きにわたる販売実績

以下に、この7つに関しての詳細を解説します。



充実したサポートフォーラム

『賢威』には活発なユーザーコミュニティが存在し、ユーザーの疑問やトラブルに対して丁寧な回答が得られます。初心者ユーザーにとっては心強いサポート体制です(掲示板形式)。

無料・有料を問わず、サポートページやユーザー同士のコミュニティページを設けているテーマは数多くあります。他テーマのサポート体制がどの様なものかは分かりかねますが、私の肌感で『賢威』のサポートは充実した部類に入ると思います。

サポートにあたるチーム構成は『賢威』開発の中心人物である株式会社ウェブライダー代表責任者『松尾 茂起』氏をはじめ、ウェブ開発の現場で活動・代表を務める5名の方々(販売ページに人物紹介あり)。

サポートフォーラムの題目は『WordPress』『初心者』『SEO』『ネットビジネス』など多岐にわたり、ユーザーがアーカイブを検索する際にも分かりやすい構造となっています。

企業サイト向けのお堅いイメージを持たれることの多い『賢威』テーマですが、『初心者フォーラム』を利用する事でサイト作成の経験が浅い方でも気軽に質問する事が出来ます。

また質問を送る際、運営するサイトのURLを添付する事でより詳細なアドバイスを受ける事も可能です。

フォーラム自体はオープンですが、サイトURLなどはサポートチームのみが閲覧できるように設定する事が可能。ですので、安心して相談することができます(サポートフォーラムは賢威購入者のみ閲覧・質問が可能です)。

気になる返信のレスポンスは、個人的には早く感じます。私の経験では日中に送った質問は、翌日中には返信をいただく事がほとんど。質問内容が煩雑だったり、質問が集中する時は若干の遅れが生じる事もありました。ですが私の場合、後日でも確実に返信は頂いています(土日・祝日を除く)。

ただし質問内容が以下のような部類であれば、適切な回答をもらえない事もあるでしょう。

  • 法律に抵触する可能性のあるサイトに関する質問(別サイト画像の無断使用など)
  • 『売れる商材を教えて』など、個別のコンサルティングが必要なケース
  • 他テーマやサードパーティーのプラグインに関する質問
  • この他、大規模なカスタマイズなど無料サポートの範疇を超えた場合など

こういった事例を除き一般的なマナーとモラルを持って質問すれば、真摯かつ的確にサポートしてくれると思います。

特に前述『サイトのURLを添付してアドバイスを頂く』質問方法は、より的確なアドバイスをもらえるため、ブログやサイト初心者にとっては心強く便利なサポートと言えると思います。

無料のバージョンアップ対応

『賢威』は長期的な無料バージョンアップ対応が魅力的なWordPressテーマ。

時代に合わせてSEO対策が更新されたテンプレートを追加料金なしで利用できます。つまり、ウェブサイトの最適化を継続的に行えるということです。

また、購入者自身が運営するサイトであれば作成するサイト数の制限はありません。

私自身、15年にわたって無料でバージョンアップできていたことから、今後も長期的な無料バージョンアップ対応が期待できます。加えてサポートフォーラムも継続して利用できるため、『賢威』を長期的に利用する上で心強い要素です。

『賢威』は時代の変化に合わせてサイトを最適化し続けられサポートも手厚いため、安心して長期的に利用できるWordPressテーマと言えるでしょう。

SEO対策に優れたテンプレート構造

Googleの検索基準は絶えず変化しているため、個人でWebサイトを運営する場合、高い検索順位を維持するのは難しい課題です。

そのような中で『賢威』WordPressテーマは優れたSEO対策が施されているため、初心者でもブログのアクセス向上に取り組みやすい設計になっています。

『賢威』がSEOに優れていると評されるのは、検索エンジンがウェブサイト内の情報を効率的に収集・解析できるような設計になっているから。

具体的には検索エンジンがウェブページの内容を簡単に読み取れるよう、テンプレートの構造や配置がよく考えられているという事です。

このような工夫により、検索結果での上位表示が得やすくなっています。ウェブライダーがSEO対策の専門家であるという強みが活かされているのが、『賢威』の魅力の一つといえるでしょう。

また『賢威』では、不具合の修正や細かな変更が必要に応じて随時行われています。

一方でテーマ自体のメジャーバージョンアップは数年に一度程度と控えめ。これは頻繁に大規模なアップデートを行わずとも、現行のバージョンで検索エンジンのポリシー変更に追従できるという自信の表れだと感じられます。

とはいえ、サイトの検索順位を上げる最も重要な要素はコンテンツの質』。次に解説する『SEOマニュアル』『賢威コンテンツ制作マニュアル』の項では、ウェブライダーが考えているであろう『Googleに好かれるコンテンツ構成』について触れていきます。



再現性の高い『SEOマニュアル』

『賢威』のSEOマニュアルは、SEO対策の基礎からGoogleコアアップデートの影響を受けにくい強固なサイト作りの手法までを詳細に解説しています。

内容は200ページ近くに及ぶ膨大な量。本マニュアルはトレンドを追った一時的な『裏技』的なものではなく、本質的なSEO対策方法を丁寧に解説。

このマニュアルは非常に詳細かつ論理的に書かれているため、サイト作成やSEO対策の初心者にはやや難しく感じるかもしれません。しかし各項目が細分化・整理されているので、必要な箇所だけを学習することも可能です。

Google検索エンジンのアルゴリズムは、常に変化し続けています。ですがこのマニュアルの内容を熟読し実践することで、長期的に検索上位に表示され続けるサイトを構築できる可能性が高まります。即効性を狙った内容ではなく、継続的な上位表示を目指したものです。

『賢威』のテーマ設計と、このSEOマニュアルを併用して学習・実践を続けていけば、より優れたサイト作りができるでしょう。SEOを本格的に学びたい方には、うってつけの参考書になると思います。

※『賢威』開発チームの中心人物である『松尾 茂起』氏は、SEO対策のライティング教本『沈黙のウェブライティング』も執筆しています。AMAZONの他全国の書店でも購入できる様ですので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。賢威に同梱されるSEOマニュアルには、この書籍を更にブラッシュアップしたノウハウも含まれているとの事です。



検索エンジンとユーザー両方を意識したサイト作りを学ぶ『賢威コンテンツ制作マニュアル』

『賢威コンテンツ制作マニュアル』は、『賢威』テーマのサイトデザインについて詳しく解説したもの。

全90ページ以上にわたりGoogleが好むコンテンツ構成とユーザーが求める情報の収集・発信・デザイン方法を、カラー画像を交えて分かりやすく説明しています。

前述の『SEOマニュアル』の『検索エンジン対策を主とした解説』とは若干趣が異なり、ここではユーザーの検索意図を満たすための施策に重点が置かれています。

検索上位を目指すには文章コンテンツが重要ですが、画像の配置やサイズ感などもユーザビリティ向上には欠かせません。このマニュアルでは、サイト全体のレイアウトをカラー画像で解説しているのが特徴です。

具体的な内容としては、ユーザビリティの高いサイト構成の解説・情報収集からコンテンツ作成、リンク集め・コンテンツの改善方法など、サイト制作に必要なあらゆる工程が詳しく解説されています。

こちらのマニュアルも『SEOマニュアル』同様ロジカルに構成されているため、サイト制作初心者には少し難易度が高く感じられるかもしれません。

ただし全体的な流れが分かりやすく整理されているので、読み進めていくうちに自分なりのコンテンツ制作の方法が見えてくるはずです。



豊富なカスタマイズ性

賢威8』は、従来のコードエディターやビジュアルエディターに加え、ブロックエディターの『Gutenberg』にも対応。プラグインをインストールする事で、自由にカスタマイズできます。

トップページのヘッダーにはスライダーや動画を設定することができ、テーマ色もカンタンに変更。さらに、リンクカードやスマホ用フッターパネル、投稿者情報の表示など、多彩な機能が標準装備されています。

投稿一覧を手軽にカード型で表示したり、『吹き出し』を挿入するプラグインも提供されています。これはユーザーページにてインストールする事で、簡単に設置する事が可能。

シンプルなデザインの画像・アイコンが多いのも特徴で、ビジネスサイトにも活用しやすいものとなっています。

一方、HTMLやCSSを直接編集する『コードエディター』との親和性も高いため、上級者ユーザーは高度なデザイン変更も実現できます。

初心者ユーザーにとっては設定項目が多く戸惑う可能性もありますが、サポートフォーラムを活用する事で安心して活用できます。

※標準仕様にて導入が可能なプラグイン・デザインパーツの詳細については後述します。



長きにわたる販売実績

17年もの長きにわたり愛され続けてきた『賢威』は、WordPressユーザーから高い信頼と支持を得ているテーマ。

2007年1月の販売開始以来、数多くのサイトで活用されてきた実績はその長期的な安定性と有用性を証明しています。

単なる一時的なブームに頼るのではなく真摯な姿勢で続けられてきたテーマ開発の歩みが、ユーザーから厚い支持を集めてきた要因と言えるでしょう。

長年にわたる実績と信頼の蓄積は、ユーザーにとって安心感や将来性を感じさせる大きな魅力。ウェブ環境の変化に翻弄されることなく着実に成長を遂げてきた『賢威』は、これからも多くのWebサイト運営者に選ばれ続けるはずです。



賢威の『ここはイマイチ!?』と思われる3つの弱点

SEO対策に特化し、サイトの検索上位を目指すに方には最高とも思える『賢威』ですが、ユーザーの中には不満を覚える方も一定数存在するのは事実です。以下の内容は、ネット上に寄せられる悪い方の評価。主に3つの点に不満を持つ方がいるようです。

初心者向けではない
『賢威』は、ある程度HTMLとCSSの知識がないとその効果を最大限発揮できないという意見があります。カスタマイズには知識が必要という印象が強い。


デザイン性が低い
『賢威』は初期状態ではデザイン性が低く、昔ながらのブログデザインという印象を受ける。


価格が高い
『賢威』の価格は27,280円(税込)と、一部のユーザーからは高価との意見。


上記のうち『初心者向けではない』という点に関しては、一定の共感を覚えます。

筆者の場合、ECサイトの出店担当をしていた経験もあってHTMLやCSSのカスタマイズに抵抗はありませんでした。ですがサイト作成の経験の無い方が初めて『賢威』に触れた際は、操作を少し戸惑うかも知れません。

『デザイン性が低い』という意見に関しては、デフォルトのテンプレートにおいて『賢威』は確かに企業向けサイトをイメージしたシンプルなデザインに感じます。

ですがデフォルトのデザインがおしゃれなもの・カスタムが容易なテーマであっても独自性のあるデザインに仕上げるには、やはり一定のコード知識は必要かと思います。

『サイトデザインに手間取るより、より早く多くの記事を執筆したい』という声も聞きます。

これは短期間でより多くの記事を投稿する事で、SEO的な効果を狙った手法だと思われます。ですが検索エンジンの精度が高くなっている現在において、それだけでは上位表示を目指せないとも言われています。

また記事の内容が有益なものであっても、画像やテキストの配置が読みづらい構成ではエンゲージメントが下がるというもの。ですので筆者個人の見解としては、以下の様な施策が有効と考えています。

  • テーマのデザイン機能を含め、できればHTML+CSSのスキルも使って独自性のあるサイトを作成
  • 『SEOマニュアル』『賢威コンテンツ制作マニュアル』により本質的な外的SEOとUX(経験と使いやすさ)を知り、記事執筆に活かす
  • SEOに強い『賢威』テーマを使って検索上位を目指す

これらの施策を行ったからといって、即座に上位表示が保証されるものではありません。ですが闇雲に記事を量産し続けるのではなく、慎重に取り組むことで長期的には良い成果が得られると考えています。

…とはいえ、価格に関して言えば…高いと言えば確かに高い。他の有料テーマの多くが数千円~2万円前後で購入できる事を考えると、強気の価格設定にも思えます。ですが、

  • ●『賢威』によって得られる外的SEOの効果
  • 単体で販売していてもおかしくないレベルの2教本(『SEOマニュアル』『賢威コンテンツ制作マニュアル』)
  • ずっと利用できるサポートフォーラム

この3つに加え、何よりも『ずっと無料でバージョンアップが利用できる』という点は、長期利用を考える時にはコスパが高い製品に感じます。筆者のように10年以上使い続けているユーザーにとっては尚更です。



賢威8のデザイン機能の一部をご紹介

ここでは賢威内で予めクラス名が設定され簡単なコード入力で実現できるデザイン機能や、オリジナルプラグイン(無料)をインストールする事により実装できるデザイン例を紹介します。

前述『不満の声』の中に『デザイン性が低い』との意見もありましたが、以下の様なデザイン機能を利用する事で独自性の高いサイトを構築できます。

メインビジュアルの設定

『賢威8』ではトップページ上部に表示するメインビジュアルを、5つのパターンからの選択が可能。『賢威の設定』の画面から、切り替えボタンと画像のアップロードで簡単に設定できます。

トップページ上部に固定画像を設定する場合

表示幅をテンプレート幅内で画像を表示させる方法と、ブラウザ幅(画面横幅いっぱい)で画像を表示させる方法の2パターンから選ぶことができます。

【WordPress】私が15年間使い続けたテーマ『賢威』の評価_01※上部の女性が写っている画像がメインビジュアルです。



スライダー

『賢威8』では、複数の画像をメインビジュアルとして設定することができます。画像をスライダーのように切り替えて表示させることで、サイトの雰囲気を動的に演出できます。

記事ジャンルや商品カテゴリーが多岐にわたる場合、このスライダー機能を活用すると便利。複数の画像をローテーション表示することで、サイト訪問者の興味を引きつつサイトのイメージを効果的に伝えることができます。

スライダーに表示する画像の数に特別な制限はありません。サイト制作者のニーズに合わせ自由にカスタマイズできます。

【WordPress】私が15年間使い続けたテーマ『賢威』の評価_02



この他、YouTubeやmp4形式の動画を埋め込む『動画』、『背景画像』『全画面表示』等から好みのメインビジュアルを設定できます。



『キャラ設定機能プラグイン』による吹き出しの設置

賢威専用に提供される『キャラ設定機能』プラグインと簡単なコード入力を併用する事で、記事の視認性が高まる『吹き出し』を設置する事も可能。予めクラス名が設定されているので、簡単なHTML入力で実現できます。

【WordPress】私が15年間使い続けたテーマ『賢威』の評価_03



画像とテキストの組み合わせ

『賢威8』には、画像の上にテキストを重ねるデザインが2種類用意されています。

こちらはプラグインでは無く、若干のコード入力が必要。HTMLで画像を貼り付けるスキルがあれば、予め用意されているCSSクラスを適用する事で簡単に実装出来ます。

【WordPress】私が15年間使い続けたテーマ『賢威』の評価_04



ランキングリスト

予め用意されたCSSクラス名をリストタグに適用する事で、見栄えの良いランキングリストを作成する事が出来ます。

具体的には、

1位 - 3位画像+タイトル+コメント
4位 - 5位タイトル+コメント
6位~タイトルのみ


みたいなイメージ。

画像サイズの変更やコメントの有無など、細かなカスタマイズが必要な場合は若干のコードスキルが必要となります。賢威サポートページに公開されているコードを参考に、構造を学びながらカスタムしていきましょう。

【WordPress】私が15年間使い続けたテーマ『賢威』の評価_05



『お客様の声』の設置

『賢威』には、サービスや商品のレビューを専用のデザインパーツで表示する機能が用意されており、『お客様の声』を分かりやすく訴求力のある形で掲載できます。

『お客様の声』設置の際はプラグインを使わず、『賢威』のユーザーサポートに記載されているシンプルなHTMLコードを追加するだけ。

わずか数行のHTMLコードで、以下の様な視認性の高いデザインパーツを組み込めます。CSSのスタイルも予め定義されているので、特別な設定は必要ありません。

また背景のカラーは3種類用意されていますが、CSSの知識が身に付けば好きなカラーに変更する事も難しくありません。

【WordPress】私が15年間使い続けたテーマ『賢威』の評価_06



内部リンクをきれいに配置する『リンクカード』

『賢威8』では、内部リンク(サイト内リンク)を挿入する際、記事内にショートコードを入力するだけで簡単に設置できます。具体的なショートコードの内容は以下の通り。

【WordPress】私が15年間使い続けたテーマ『賢威』の評価_07



上記コードを記事内の好きな位置に入力するだけで、アイキャッチ画像・記事タイトル・リード文を自動的に取得、体裁が整えられた形で挿入されます。

※下の画像がリンクカードのサンプル。記事タイトルやリード文は後で変更する事も可能です。

【WordPress】私が15年間使い続けたテーマ『賢威』の評価_08



『関連記事』表示形式をワンクリックで切り替え

各ページの下部に表示される『関連記事』について、『カード型』『リスト型』の切り替えは設定画面にてクリック一つで完了します。

コンパクトさを求めるなら『カード型』、記事タイトルやリード文をしっかり見せたい場合は『リスト型』等、好みにより切り替えては如何でしょうか。

【WordPress】私が15年間使い続けたテーマ『賢威』の評価_09



この他『賢威』には、閲覧者の飽きを防ぐための魅力的なデザインパーツが豊富に用意されています。これらの中には、わずかなHTMLコード入力が必要なものも。

HTMLコードの入力が必要な機能でもマニュアルを確認すれば簡単に設置できるため、比較的気軽に取り組むことができます。

ただしHTMLやCSSの知識が全くない方や、すべての設定をマウス操作のみで完了したい方にとっては、少し敷居が高く感じられるかも知れません。

また、巷にはこれらの機能を持つサードパーティー製の無料プラグインもあります。ですがこの中には不具合の修正が行われずに配布終了してしまったり、思い通りのデザインにならないものも。

一方で自身にコーディングスキルが身に付けば、より効率的かつ独自性の高いサイト作りが可能です。



『賢威』に向いているのは、こんな方

『賢威』は従来のデザイン重視のWordPressテーマとは異なり、SEO対策に重点を置いたテーマです。そのため、導入する際には向いている方・向いていない方がいると考えられます。

『賢威』に向いている方
・ SEO対策に力を入れたい企業やブロガーの方
・ 長期的なサイト運営を見据えている方
・ 詳細なマニュアルを活用しながら、自身のサイト制作スキルを高めたい方
・ 充実したサポート体制を重視する方


『賢威』に向いていない方
・ サイト制作やSEO対策にあまり興味がなく、ただ記事を書きたい方
・ 流行りのデザイン機能を簡単に使えることを求める方
・ すぐに即効性のある機能が欲しい方
・ テーマのカスタマイズに手間をかけたくない方


『賢威』は長年の実績と信頼性、そして充実したサポート体制が特徴です。そのため、SEO対策に注力してサイト運営の基盤を強化したいユーザーに最適だと言えます。

近年はブロックエディターの登場により、HTMLやCSSの知識がなくてもデザイン性を高められるようになりました。

また、デザインほか機能面を強化するためのサードパーティー製プラグインも増えてきています。一方で、賢威に限らず完全なオリジナルデザインを実現するにはHTML+CSSのスキルは少なからず必要となります。

SEO対策に関し『賢威』には丁寧なマニュアルが用意されているため、学習意欲があれば十分活用できるはずです。長期的な視点でサイト運営を行いたいユーザーにとって、『賢威』は優れた選択肢となるでしょう。

※『賢威』公式サイトでは、実績や機能の詳細が紹介されています。興味のある方は覗いてみてください。